石垣島でサガリバナの自生地というと平久保が有名だが、屋良部(ヤラブ)にもサガリバナの自生地がある。
昨年、それを知った時には、もう、花のシーズンの終りの頃だったが、今年はシーズンの始めからウォッチしている。
今朝はその屋良部のサガリバナを小川沿いにたどってみた。

屋良部のサガリバナは一斉に花をつけるわけでもなく、いつがシーズンのピークなのかわかりにくい。
また、大木が多く、花は大木の上の方にたくさん咲いてるので鑑賞しずらい。それに、木が生えているのが森を少し入った水辺に点々となので、夜に観に行くのも少し抵抗ありだ。

ということで、屋良部のサガリバナを見るのは、朝、水辺に落ちる花を観賞するというのが、正しい見方なのだと思う。
水面や地面に散った花を見るのは美しい。そこに朝陽が射しこんで光るのを見るのはさらに。
花が折り重なって絨毯のようだ。






そして、上の方からぽとりぽとりと落ちる花。ボタン雪が降るように落ちる花を見るのはなんとも情緒がある。

頭の上に咲く花は、もう、終りの房もあるし、まだ、蕾が下がってる房もある。
あと、一、二週間は、楽しめそうだ。



屋良部のサガリバナは小川づたいに点々と生えている。そして、川面のところどころに、花弁の散った塊ができているのである。
はたして、川のどこまでサガリバナは自生しているのか、流れにそってたどってみた。




川を下っていくと、だんだんと、花の咲いてる木が少なくなる。
深めの淵まで来て、今朝は探索を終了とした。

屋良部のサガリバナ、ご案内しています。