石垣市民の知らない石垣市民の森

石垣島で有名な自然公園というと「バンナ公園」がある。ここは、沖縄県立の施設で、バンナ岳ー石垣ダムに車で走れる道と遊歩道をめぐらせた場所。運動施設や子供の遊具、鳥類観察などの施設もあり、比較的、市街地から近いこともあり、市民の憩いの場所となっている。

一方「市民の森」という、石垣市立の自然公園が、石垣島には存在する。存在するのだが、石垣市民に聞いても、存在を知ってるのは半数以下ではないか。

場所は、先のバンナ公園の南口は、市街地から県道を北にのぼって、右手だが、そこを左手に曲がる。そちらの道をたどると、天文台があるのだが、天文台方面への一方通行路に行く前に右折。そこからが市民の森だ。

市民の森は規模としても、バンナ公園に比べて小規模。そして、問題はというか・・殆んどメンテナンスされてない。

こんな、朽ちたテーブルが随所に。
ときおり、伸び放題に伸びた草が刈られてるので、まったく忘れ去られた施設というわけでもないらしいのだが、こんな椅子にもう何年も人は座ってないであろう。

しかし、こんなガタガタの階段や、渡って大丈夫かの橋。それらが、なんとも言えない情緒をかもしだしているのだ。

遊歩道を散策すれば、自然物なのか人工物なのか、その境のようなオブジェ。それらを見てまわるのも楽しい。遊歩道は、整備されてない道もあり、実際、倒木があって塞がれてたり、藪へ行きついて先に行けなくなったりもあるが、それもまた情緒。

市民の森の中、屋根のついた休憩所、東屋は三つ。一つ目は、入ってすぐの場所で、トイレも完備されている場所、すぐにわかる。が、あと二つは車を走らせて、奥へと行った場所なので、見つけずらいかも知れない。
そちらで、私的には、ギターを弾いて歌の練習をしたりしてるのだが。
そんな「市民の森」、いちど行ってみる価値は・・あるかな(笑)。

市民の森のあちこち、ご案内できます。

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